特殊な環境機械

工事現場

土地の造成に活躍する

建設現場では様々な機械が活躍していますが、その中にはあまり知られていない特殊な機械も多くあります。そんな特殊機械の一つが自走式土質改良機です。日本はその国土の多くを山地が占め、大規模な都市を形成するに足る平野部は限られています。そうした状況では土地を開発するには、まず大幅な造成が必要不可欠になります。この時問題なのが、造成した土地の強度です。日本は自然災害の多発する環境にあり、軟弱な地盤では建造物やインフラへの被害が大きくなります。地盤の強度はその土地の土砂の性質に関わっているので、埋め立てや盛土を行う場合には、用いる土砂の強度について細かい決まりがあります。つまり元々造成地にあった土砂がその基準にそぐわない場合、掘り出された土砂は別の場所に運び出して、新たに基準を満たした強度の高い土砂を運び入れなければなりません。これらの作業は工費を増やすだけでなく、ただでさえ国土の狭い日本においては造成地以外の場所に大きな環境的な負荷を与える結果となります。そこで埋め立てや盛り土などは極力その土地の土砂を使う事が推進されており、そのためには質の悪い土砂を上質な土砂に人為的に改良する必要があるのです。土質改良機は土砂に一定量の添加物を加えて混合する機械です。この添加物は状況に応じて使い分けられ、固化作用のある添加物を用いれば、弱い土砂でも十分な強度を得られます。現在土質改良機は主に浚渫工事や堤防の盛土造成などに利用され、水分の多い土砂の改良に活用されています。自走式の土質改良機は利用する場所を選ばず、またコンピューターによる添加物の最適な量の調整など、作業効率の最適化にも寄与しています。

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